トレスに興味をもつきっかけとなったひそかさんのベヨネッタも
PCで見たかったな…と配布終了にしょんぼりしたこのりさんのビゲストも
アニキ専用モーションです。
なのでトレスを始めたのはアニキ専用のモーションを作りたかったからでした。
その時は「そのモデルにカスタマイズしている」という意味をよく理解できず、
アニキはミクさんより上半身が長めだから上半身2を使って無いモーションだと
不自然に見えるからなのかな?なんて思ってました。
その当時は配布モーションに上半身2を使ってることは稀でしたし。
また配布するのが普通とも思ってたので、当初は上半身2のあるモデル限定で
配布するつもりでした。いらないと言われたのでじゃあ止めたになっただけ。
で、最初のトレスが終わって他のモデルで見たところ足元が酷かった;
今はモデルによって差が大きく出るつま先IKのキーのせいと理解していますが、
その時は「まあ汎用性度外視してたし初めてのトレスだし、そりゃそうだな…
やっぱり配布しなくてよかったわ」と思ったものです。まじ酷い。
だって同じオテ式アニキですらPMX版だと足元酷かったんだものorz
その時はPMDモデルはもう配布終了してたわけで、専用としても使えないですし;
それが一年経って毛利さんの生誕祭で使っていただくことになって、
足元酷いから修正させてくださいぃいい!!と菖蒲さんにお願いしたわけです。
もうつま先IKが原因だってわかってたのでそれほど悩まないで済んだしね。
修正したら多少汎用性が出たので配布も始めました。
どちらかと言うと予期しなかった副産物的に。
ベビマニは完全にモデル専用で作っていたので配布は考えていませんでした。
多段モーションの見本として知り合いに渡すならともかく、知らない方には
使いにくいものですしね。多段ってだけじゃなくモーション的に。
足の重なりはともかくとして、足の裏以外を床に付けるモーションや
ゲッダンなど開脚する動きって他モデル用に調整するのしんどいんですよね。
自分でもトレスするとかモデルをいじり慣れていれば良いけど、
そうじゃないとどうしたら直るのかわかりにくいと思います。
そのちょっと前にKiLLER LADYの配布があって、余りにも骨折している動画が
多かったんで同じLockin'モーション(ゲッダンなどがある)のベビマニも
同じことされるんだろうな…って思うとやっぱりね;
直せなかったらやめようとかカメラで誤魔化そうって人ばかりならいいんですが
不自然に思うかどうかは人それぞれだし、見逃すこともあるでしょう。
それを考えると一般配布には踏み切れませんでした。
なのでオテ式東西で見たい人はどうぞ…という意味でこっそり配布してました。
けど、semaさんから表情モーションを頂いたのに激って全部吹っ飛びましたww
ちょっとこれすごいよ!あ、ダンスモーションないと意味ないよね!
じゃあ普通に配布するわ!!!だからsemaさんもよろしく!って感じです←
ダンスであんな細かい表情見たことないわ…さすがsemaさん、マジフェアリー。
まあ、想定してたのはオテ式東西で見てもらう、ってことでしたが。
そうしたら意外なことに(と言ったらこのりさんに「普通はそうでしょw」と
笑われたけど)他モデルで動画にする人がちらほらいらして。それが予想外に
嬉しかったので今は普通に配布するようにしました。
ベビマニの時「ボーン位置を変えないで改造してください」などと無茶ぶりを
して以来、多少は汎用性がないと同じモデルの衣装違いですら使いにくいと
わかったのと、そのあと複数モデルに躍らせるかも知れない…っていう合作が
いくつかあったので、多少は汎用性を意識するようになってますしね。
あ、だからと言って「こういう組み合わせなら喜ばれるのかも」とか意識する
必要はないですよ!私は惚れ込んだモデルさんと踊り手さんを人参にトレス
してますんで、同じように好きなモデルさんや楽曲を人参に演出して頂ければ
嬉しいですv特に自作モデルで使ってもらったときは小躍りしてます(*´ω`*)
話変わってこの間フォロアーさんと話してて思ったんですが、
一口にモーションって言っても作ってる人が目指している方向って全然違いますよね。
服飾で例えると、「このモデルさん専用です」って完全に割り切ってる人は1点物を
作る人で他の人は着れません。配布を視野に入れている場合は既製服作る人ですかね。
どちらが良いとかじゃなくて目的が違うだけ。モーションとしての精度だけを考えたら
1点物ですが、使う側にしたら既製服でオナシャスだと思うし。
私のモーションはというと、「家族のために編んだセーター」です。
それもうちの旦那みたいなちょっと特殊体型で既製服見つけるのが難しいタイプの。
(ちなみにリアルルパン体型です)(トレスモデルはそこまで特殊じゃない)
ただし、その人(=モデル)のために編んだセーター(=モーション)ではあるけど
スーツとかと違ってそこまで体型にシビアじゃないから似たような体型なら着れる。
ほら、上に兄姉がいてお下がりをもらうってこともあるでしょう?あんな感じ。
もらってみて何か合わないなーと思ったら家用に着て(=PCで遊んで)貰えば嬉しいし、
丈が足りないとかそういう目立つ難点があったらむしろ外に着ていかないで欲しい。
後、編み目ガタガタなとこもあるけど手作りっぽくていいじゃんね!
売り物じゃないんだからそこら辺は大目に見てよ!みたいなw
専用モーションというには精度が足りないって自覚してるので、
どっかの余り器用じゃないお母さんが編んだセーターぐらいの感覚です。
だから何かすごい凝った動画とか見ると嬉しいと同時に「え、いいの?」って
思ったりもする。何かの発表会とかでそのセーター着てたらびっくりするみたいな。
毛利さん生誕祭で使われるのがわかって慌てて直したのはそういう事情です(笑)。
それでも手編みだから思い入れがあります。
特に器用じゃない私が苦労して編んだ(=トレスした)ものですからそれはもう!
丈とか直して(=モーション調整やボーン追加して)ないのに、
無理やり誰か(=他モデル)に着せてたら(=動画にしてたら)
家用(=PC用)にしてあげなよ!可哀想だよ!って叫びたくなります。
その点はどんな目的でモーションを作ってても熟練のトレーサーでも一緒ですよね。
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